いつか晴れたら

もう人生折り返してるのかも…そう思ったら自分の半生を綴りたくなりました。

幼少期の諸々

3歳に気管支喘息を発症するまでは活発な子だったらしい。

 

でも発症して以降は元々の気質も含めてか、無口で内向的な子だった。

 

呼吸器が弱いとしょっちゅう風邪をひくし、それがきっかけで喘息の発作が起こったりする。外で走り回って遊んだら発作が起こる。体が元気であっても精神的に不安定になることでも発作は起きる。季節の変わり目や寒暖差でも起こったりする。そうやってしょっちゅう発作が起こると、何でもない時に「また発作が起きるかも」という予期不安が生じる。

 

そんなこんなで私は普段から心身共に自信がなく陰気な子に成長していった。

幼稚園や小学校も休みがちで、人見知りも手伝って友達もできにくかった。クラス替え直前でやっと仲良くなった子がいて、次の学年ではその子とクラスが離れてしまい、振り出しに戻るといった具合いだ。まぁ、こういうことは人見知りの人あるあるかな。

 

詳しく書くと長いから省略するけど、一時期不登校してたこともあった。

この頃は家にいても居心地が悪かったし、本当に辛かった。元々不安定だった精神が、自分の手に負えないくらい悪い状態になった。夜も眠れないし、毎日なんで泣いてるのか分からないまま泣いて…今思えば鬱だったのかもしれない。あの頃一生分泣いたんじゃないかと思う。家族にもたくさん迷惑をかけた。

 

 

たまに用事があってこの頃に暮らしていた街に出向くことがあるが、あの頃の哀しみと喘息を思わせる息苦しさに胸がひゅっとする。